イランのお香?神聖な香り・エスパンドの実
店主・アリさんがエスパンドの実を焚いてくれました
「おはようございまーす」とお店に入ると、なにやらいつもと違う香りがします。
初めて体験するこの香りは、イランの「エスパンド」という実を燻したもの。
イランでは「邪視(じゃし)」を嫌う風習があり、妬みそねみを受けると悪いことが起きる、と考えられているのだとか。
そのため、その「邪視」から身を守るためのお守りや印などがたくさんあり、絨毯にも紋様が織り込まれていることがあります。
エピソード担当・新人シロは、香木大好き。南米の香木がお気に入りですが、このエスパンドの香りもまた独特の香りがして、お店の中で深呼吸してしまいました!
オーナー・ミワさんもこの香りが大好きとのことで、今月新しく日本に来たイラン人の修理職人・ホセインさんに買ってきてもらったのだそうです。(ホセインさんの紹介はまたの機会に☺)
イランでは、お賽銭のようなものを渡すと、エスパンドを焚いて煙を纏わせてくれるんですって!日本のお寺みたいですね。
いわゆる「お香」と違って自然そのままのナチュラルインセンスは、ただ火をつけただけでは焚けません。
お店でいったい、どうやって焚いたんだろう?とアリさんに聞くと…
「コレ!」
と出してくれたのは、ゴマを煎る道具。
それを大胆に、ガスバーナーでボボボボボボ…
しばらくすると煙が出てきて、香ばしい香りが!
本来は炭で焚くそうですが、なるほど~!今度他の香木でもやってみようと思います!✨
山手通本店の香りの浄化が終わりましたので、この後アリさん、シャンボール店も浄化に行くそうです。
これで新年を迎える準備はバッチリ👍
古来から、魔よけとして煙で場を浄化する文化が各国にあります。
日本でも南米でも、そして中東イランでも。
クリスマスが終わり、新年を迎えるこの時期に、なんだか神聖な香りを全身にまとうことができて、嬉しい体験でした。
今年も残すところあとわずか。この一年も大変お世話になりました。
(新人・シロは途中からですが…( ˘ω˘ ))
いつもペルシャギャラリー名古屋をご愛顧くださる皆さま、本当にありがとうございます。
どうぞよいお年をお迎えくださいませ✨
年末年始の営業時間のご案内
〈山手通本店〉
12月30日(土) 年内最終営業日 11:00~18:00(短縮営業)
12月31日(日)~1月3日(水)まで休業
1月4日(木)以降、通常営業 11:00~20:00
〈ジェイアール名古屋タカシマヤ・ハンズ出店会場〉
12月31日(日) 年内最終営業日 10:00~18:00(短縮営業)
1月1日(月) 休業
1月2日(火) 9:30~20:00
1月3日(水)より通常営業 10:00~20:00
みなさまのまたのご来店を心よりお待ちしております☺