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【狩猟の細密画】イランって本当にライオン居るの?

      2021/11/09

「イランにもライオンがいるんですか?」

ライオンギャッベなどをご覧になられたお客様からよく頂くご質問

今回はこれにサクッとお答えしていきます↓

皆さんは、イランの細密画を見たことがありますか?

以前訪れた、ルーブル美術館のイスラム美術部門には

ミニアチュールと呼ばれるイランの細密画コレクションがたくさんありました✨

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✶ルーブル美術館所蔵 Two leaves with hunting scene

細密画をはじめ、ペルシャ美術におけるオーソドックスな題材であるのが「狩猟」

最も強い動物とされるライオンを相手に、「戦える」「制することができる」という表象は

「己の力」や「権力」を誇示するための手段でもありました。

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✶ルーブル美術館所蔵 Two leaves with hunting scene

アケメネス朝ペルシャ(紀元前550-330年)をはじめ

実際に古代から王侯貴族を中心に狩猟がされてきたイラン

環境の変化など様々な要因が重なった挙句

残念ながら、ライオンは絶滅してしまいました💦

ペルシャギャラリーにも「狩猟」デザインのシルク絨毯があります

✶北イラン・クム産 シルク絨毯 SB000030 197×135(㎝)

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【右上】ピンチ!後ろからライオンが襲い掛かってきています↓

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【右上】放たれた矢が、馬を襲っているライオンにグサリ!命中↓

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ヒョウや鹿、ウサギなど様々な動物も描かれていますね!

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このように「ライオンが生息していた」という過去が

長い歴史の中で文化芸術の中に紡がれ

今も尚、一つの象徴として生き続けているのです😌

 

ライオンについて詳しくなったあなたは!

是非ライオンギャッベのブログも併せてチェックしてみて下さいね👇

https://www.persian-gallery.com/blog/2021/09/28/post-464/

 

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 - エピソード, クム, ペルシャ絨毯, モチーフ・デザイン, ライオン・ヒョウ, 歴史

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