犬山城に行ってきました。
2021/10/16
蒸返るような暑さの名古屋です、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今日は八月最後の日、明日からお子様の新学期が始まるというご家庭も多いことでしょう。
まだまだ暑い日は続きそうですが、今回はそんな夏休みを振り返って、犬山城へぶら~っと出掛けた日のことを…
近すぎると逆に行きにくい?そんな距離にある犬山は店舗から車で約1時間。
国宝とだけあって期待大の犬山城は織田信長の叔父にあたる織田信康が天文6年(1537)に築城、その歴史を語るには日本史における有名武将の名を避けて通ることはできません。
天正12年(1584)の小牧・長久手合戦の際には豊臣秀吉が犬山城に入城し徳川家康としのぎを削りました。
この合戦は引き分けとなり、私の小学校では「今こそ決着をつけよう!いざ出陣!」とこの合戦の名を冠した騎馬戦を運動会でやりました(笑)
同じく犬山城を有名にしたのは長らく個人所有の城であったというポイント。
現存する日本最古の木造天守は一般にも公開されており、歴代城主の肖像画やお写真が並べられています。
ガイドをされていた方のお話しによると、オランダ商館長と繋がりがあった7代城主の成瀬正寿…その影響を受けてか犬山城の天守閣にはその繋がりで取り寄せたとされる敷物が敷かれるようになったと伝えられています。これは全国でも犬山城だけの異例なケースだとか。
豊臣秀吉がサファビー朝ペルシャからの貢物であった平織の織物を陣羽織に作り替えさせた鳥獣文様陣羽織なども有名なエピソードですが、歴史の文脈の渦中に生きた日本の人々が「絨毯」に触れあったその瞬間を目の当たりにするのは心がときめくものです。
犬山城に敷かれていたのはどんな絨毯であったのでしょう?天守閣からの絶景を味わいながら当時の情景に想いをはせ、お城を後にしました。
名古屋に戻る前に城下町でお土産を…丹後ちりめんの愛らしいハガキを購入しました♡
明日は立春から数えて二百十日目の日、まだまだ暑さの勢いは収まりそうにありませんが、秋の楽しみを思い浮かべながらこの猛暑をしのぎたいところです。ご自愛下さいませ。
最後までお読み頂きありがとうございます♡