白鳥庭園でイベントを
2017/09/03
日中の日差しに夏の気配を感じるようになりました、皆様いかがお過ごしでしょうか? 本日は、5月12日(金)と13日(土)に白鳥庭園で開催致しました『~日本の暮らしとペルシャの美~案内人が語る白鳥庭園と茶室の「美学」』のイベントの様子をお伝え致します。
昨年は東山荘にて開催致しましたお茶会、今年は熱田区の白鳥庭園にて開催致しました。小雨でお足元の悪い中、両日併せて100人近いお客様にお越し頂き大変賑やかなイベントとなりました。ご来場頂きました皆様方、誠にありがとうございました。
鯉が泳ぐ池の景色が覗いて見ることが出来る美しい清羽亭のお茶室でのレクチャーも開催され、当店店主のアジ・アリからは「ペルシャ絨毯の中に見る水の世界」というテーマでお話しをさせて頂きました。
雨に恵まれない乾燥した土地のイランでは、日本とは相反して水の希少性は非常に高いもの。一流の都市工房のものから遊牧民のものまで、イランの手織り絨毯の中には水に対する想いが込められたモチーフが多く存在します。
また、お茶室で見る絨毯の表情も洋室とは違った良さがあります。和の空間にも合うのがペルシャ絨毯の不思議な魅力です。
肌に触れる風が心地の良い冷たさで、少し雨を浴びた青葉が非常に美しい庭園模様の2日間でありました。お抹茶を頂きながらお庭を見つめるお時間は、日常の忙しさから一呼吸置いて、立ち止まることの大切さを教えてくれたような気が致しました。 季節の変わり目、お天気の変動にお体が過敏になる季節です。御自愛下さい。 ありがとうございます。